11月5日。
この日は久しぶりにジヘちゃんに会ってランチを。
ジヘちゃんは去年1年間、ワーキングホリデーで東京に一年間滞在し、
その後韓国に戻ってきて大学に復学、今でも日本語を専攻しています。
今、大学の授業でやっている日本語のとある長文が難しくて解析できないため、
ちょっと教えて欲しい、とジヘちゃんからのヘルプがあり、今日、会う事になりました。
ま、それだけでなく、約9ヶ月ぶりに会うので、おしゃべりを楽しみながら、
という目的もあり…
ジヘちゃんは日本語が上手だけど、私と会話する時はいつも韓国語。
何となく韓国語の方が楽、というのもあるし、今更私と日本語で話すのは少し照れくさい?のか、
この日も韓国語でずっと話していました。
さて、この日は私がずっと行きたかったカフェ"제너럴닥터(general doctor)"へ。
私がまだソウルに移住したばかりの頃にテレビのドキュメンタリー番組で
たまたま観て、それ以来ずっと気になっていたのでした。
その番組を観て3年目にしてようやく足を運ぶことに…
カフェの入り口。
昔の診療所の雰囲気があります。
お店の名前通り、ここはカフェと診療所を経営しており、
オーナーはここの病院の先生でもあります。
ちなみにここのカフェには猫さんが4匹いらっしゃいます。
入り口のドアにはメモ紙に
「ここには猫が住んでいます」
と書かれており、その文のすぐ下にはここにいる猫さん達の似顔絵と名前が。
中はオシャレなカフェ。
日本のカフェをモチーフにしているようです。
思ったよりずっと広くスペースが取られています。
三毛猫さんの나비。
ちなみにこの나비(ナビ:蝶という意味もある)という名前は、所謂日本の「タマ」と同じく
韓国では、猫には나비という名前を付けるのが昔からの定番なんです。
もふんっ。
何か、フワフワしたモノが、床に置いてあるように見えるけど…
フワフワの長毛をお持ちの、복실이。
この복실이(ボクシリ)という名前も、韓国では一般的につけられるペットの名前で、
長毛でフワフワしている猫や犬の代表的な名前です。
名前の通り、この子の毛はとってもフワフワしてて手触りバツグンでした
だんだん私たちの席を陣取り…
私の鞄が置いてある椅子の隙間に無理やり入り込んで寝ていました
…とまぁ、店内では4匹の猫さん達が自由気ままに歩き回っていました。
ちなみに、写真には撮る事が出来なかったのだけど、キジトラの순이(スニ)が
にゃごにゃご言いながら店内を忙しく歩き回っていたのも印象的でした
。
さてさて、注文〜。
メニューも病院風…
診察のカルテみたいなメニューです。
そして、そのメニューから私たちが選んだのは…

その名も"맛있는 병원식"(美味しい病院食)。
焼いた食パンとスクランブルエッグ、ハム、一口大に切られカリカリに焼かれた
パンと香ばしいフレークが混ぜ込まれたサラダのセットです。
こちらの人気メニューなんだそうで、ちょっと朝ご飯風ですが、なかなかのお味で、
思ったよりお腹がいっぱいになりました
そしてその後はコーヒーと、こちらもまた人気メニューでもある、チーズケーキを。
コーヒーはとても濃くて香りもとても豊かで私好み、すごく美味しかったです。
韓国ではコーヒーというとアメリカンのようにとっても薄いので、
久しぶりにこんなに美味しいコーヒーを頂きました
しかもマグで入っているので、量もたっぷり

さて、今日の本題、ジヘちゃんに解析不能の日本語を一つずつ説明したわけですが、
長文の読解がとても難しい…
ちなみに「日本のコード(小林修一:著)」という、社会学の本の中の、
「「世間」のコード」という長文で、日本人でもとても難しい内容です。
私はその文中に出てくる、ジヘちゃんが分からないという難しい文法や
表現の意味を解説していきました。
それにしても、この文章を外国人が解析・要約していかなくちゃならないなんて…
ま、私も昔、TOPIK(韓国語能力試験)の上級問題を解いている時にウチの旦那が
「こんな文章、韓国人でも難しい」と言っていたのと同じ感覚でしょうか。。。
今日は、久しぶりに日本語を教えながら、たくさんおしゃべりが出来て
とても楽しかったです

【제너럴닥터-general doctor-】
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